[検査方法]

脂肪肝リスクAI予測ツール

脂肪肝リスク予測ツールとは、済生会吹田病院にて行われた「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)患者及び非アルコール性脂肪肝炎(NASH)患者における肝線維化の進行度に関する研究」*1データを基にNAFLD/NASHの発症リスク予測モデルを機械学習によって構築し、当該モデルに基づき入力された条件(11項目:年齢・性別・身長・体重・腹囲・AST・ALT・γ-GTP・血小板数・総コレステロール・中性脂肪)と同等の方が脂肪肝を発症するリスクを表示するAI(人工知能)を用いた予測ツールです。

本ツールは、脂肪肝の有無を予測するものではありません。同じような健康状態の方のリスクを推定するものであり、個人のリスクを診断するものではありません。また、アルコール性肝疾患・ウイルス性肝炎(B型肝炎・C型肝炎)・自己免疫性肝炎・原発性胆汁性胆管炎・薬害性肝障害・代謝性肝疾患(Wilson病やヘマクロマトーシス)の方を対象とした予測ツールでもありません。

*すべて必須入力です。

生年月日
性別
 
身長
cm
体重
kg
腹囲
cm
AST(GOT)
U/L
ALT(GPT)
U/L
γ-GTP
U/L
血小板数
万/μL
総コレステロール
mg/dl
中性脂肪
mg/dl

*血小板数の基準値は、男性が13.1~36.2×10万/μ、女性が13.0~36.9 ×10万/μです。

予測結果

青信号
脂肪肝のリスク*2は低いです。
黄信号
脂肪肝のリスク*2があります。
赤信号
脂肪肝炎(NASH)を発症するリスク*2があります。
一度、肝臓専門医を受診することをお勧めします。

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  • *1:非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)患者及び非アルコール性脂肪肝炎(NASH)患者における肝線維化の進行度に関する研究
    https://www.suita.saiseikai.or.jp/medical/research/explanatory_document8/
  • *2:「リスク」とは、済生会吹田病院にて行われた「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)患者及び非アルコール性脂肪肝炎(NASH)患者における肝線維化の進行度に関する研究」のデータにより構築された脂肪肝炎の発症リスク予測モデルから、入力された条件(11項目:年齢・性別・身長・体重・腹囲・AST・ALT・γ-GTP・血小板数・総コレステロール・中性脂肪)と同等の方が脂肪肝を発症する確率です。